野州・栃木を攻めた2
定願寺に着きました。
ここは、幕末の天狗党の乱で天狗党の幹部・藤田小四郎の宿営地として使われたお寺といわれています。
おそらく間違いはないとおもいますが、
何か説明板があるかと境内を探しましたが無し。
もしかして、違うのかな?
多分ですね、天狗党が、軍用金の献金を拒否した栃木の街を焼き討ちしたんで、栃木の人たちとっては天狗党は暴徒・悪魔でしかない、触れたくない存在だからなんでしょうかね。
そういえば、大平山神社に行った時も天狗党に関する情報はほとんどありませんでした。
史実は一つ、史観はいくつもあるということでしょうか?
非常に難しいことです。
様々な見方を勉強していきたいですね。
栃木市役所の立派な立体駐車場(市民税を払ってないのに無料です!)をお借りして車を降り、情緒ある蔵の街を散策しました。
ところどころに古い蔵や古い洋館も残されています。
特に巴波川(うずまがわと読みます)沿いは必見です。
今の時期は、鯉のぼりが飾られ、いい雰囲気でした。
川には本物の鯉が泳いでおりました。
栃木の街は、舟運で栄えた問屋町で北関東の商都と呼ばれておりました。
また、江戸時代より例幣使街道(いい響きですね!)の宿場として栄え、日光東照宮を参拝する諸国の大名もここを通り、大いににぎわったと言われています。
そういう意味では、天狗党は、人、モノ、金が集まる 交通の要衝を抑えておきたかったのでしょうか。
さて、次は皆川城攻略と思いましたが、天気の雲行きが怪しくなったので、ここで退却することにしました。
またの機会に攻略したいと思います。
以上、攻略報告を終わります。