野州・栃木を攻めた1
5月6日、7日の2日間有給休暇を取得させていただいた小生にとりましては、本日(5月9日)はGW最終日。
どこか行こうにも、コロナのご時世で…。あまり人出の少ない近場をさくっとドライブし、「歴スポ」を数カ所攻略しようと栃木に決定。
「栃木(県)のどこ?」「栃木」「日光?那須?宇都宮?」「栃木」「?」「だから栃木」というやり取りが家族であり、結局ひとりで栃木市に向かうことになりました。
なぜ栃木に決めたのかというと、かつて北関東商都として栄え、古い蔵の街並みが残る街で歴スポが多いだろうと予想したから。
さらに詳しく言うなら、天狗党の乱、上杉謙信、北条氏に関する所縁を求めて、そして皆川城を攻略したかったということになります。
事前の攻略目標の明確化は大事と心得ております。
それでは、本日攻略した歴スポを順に紹介します。
まず攻略したは大平山神社。本殿近くまでは車で上がれるようですが、やっぱり六角堂辺りからあじさい坂という石段を登っていくのが定石でしょう。
しかーし、今の時期あじさいも咲いてなく、暑さに極度に弱く、体力不足の小生には…あじさい坂が途方の無いものに見えてきました。
あじさいの無い坂はスルーし、随神門近くの駐車場まで車で登り、そこからアタックすることにしました。
随神門からも結構石段が急でしたが、一応難なく本殿に到着。
幕末、大平山の中腹に筑波山で決起した天狗党は陣を大平山の中腹に遷し、しばらく駐屯したらしいのですが、その場所と言うのが全く分からず表示くらい出していても…と思いました。表示もなくわからず。
もしかして、スルーしたあじさい坂の途中にあったとか…。
結局、お参りだけして帰りました。
大平山の謙信平です。
越後から三国峠を越え、関東に攻めこんだ上杉謙信。
彼がここから絶景を眺めたと言われています。
実り豊かな関東平野を見て彼はどう感じたのでしょうね。
北条がいなかったら、関東は彼が制していたのでしょうか?
大平山からの移動でナビを見た時、大中寺という表示を見ました。
上杉と北条の和議が結ばれた(相越同盟)場所のようです。
行ってみると本堂がでかく迫力がありました。
あんなに交戦していた相越が同盟?
戦国時代の関東の情勢は面白いですな。
ちなみに「謙信越山」を今読んでおります 。
後半に続きます