オダはオダでも… 茨城県つくば市
皆さんは戦国武将で「オダ」といえば、誰を思い起こすでしょうか?
おそらく多くの方は「織田信長」を思い起こすでしょう。しかし、茨城の人間にとってはオダといえば。小田氏治を思い起こすだろうと思います(諸説あります笑)
小田氏は常陸南部に勢力を持った一族で、戦国期の当主・小田氏治は佐竹氏、上杉氏、北条氏との抗争の中で、連戦連敗、何度も居城・小田城を落とされたことから「戦国最弱」と評されたり、負けても何度も城を取り戻すことから「常陸の不死鳥」と評されたりしております。実は、小田氏治は織田信長と生まれ年が同じで、同い年です。
小田氏の祖は鎌倉時代の有力御家人・八田知家。今年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のメンバーに入っております。鎌倉幕府を開いた源頼朝の信頼が厚く、主要合戦の指揮官の役割を担いました。最初の常陸守護となり、常陸南部・霞ヶ浦西側一帯で勢力を持つことになります。あまり知られている人物ではないので、ドラマでどう描かれるのか楽しみな所です。
そうした話題性から、2022年初の登城は小田城に行きました。
先週降った雪はまだ残っておりました。
遥か遠くに筑波山が望見できました。